
侍ジャパンの稲葉篤紀監督は2017年から指揮をとり東京オリンピックで金メダルを獲得し任期満了で勇退することになりました。
そこで、侍ジャパンは新たな代表監督の人選を進めていくわけですが一体誰が次期監督になるのでしょうか?
今、次期監督候補に浮上しているのが前広島監督の緒方孝市さん、前巨人監督の高橋由伸さん、アテネと北京オリンピックで主将を務めた宮本慎也さん、日本ハムの栗山監督、巨人の原監督の名前が上がっております。
そんな中、次期監督最有力候補なのが緒方孝市さんです。
緒方孝市さんのこれまでの経験や条件を調査しましたのでご紹介します。
それでは、一緒に見ていきましょう!
侍ジャパン次期監督を誰が選ぶのか
侍ジャパン次期監督は『日本野球協議会』で決定されます。どのような団体かというと、日本のプロとアマが一体となって野球の普及・振興を中心に将来を見据えた活動をするものです。
『日本野球協議会』 の会長は全日本野球協会の山中正竹氏、副会長は日本野球機構の斉藤 惇氏らがいます。
また、 『日本野球協議会』侍ジャパン強化委員会は 代表監督に以下の条件を求めています。
- 求心力(他人を引きつけ、監督についていき、やっていこうとさせる力)
- データ分析力
- 短期決戦対応力
- 機動力を絡めた攻撃
一番重要になってくるのが求心力とデータ分析力になります。そのうえで緒方孝市さんが本当に選ばれるのか見ていきましょう。
緒方孝市の経験と代表監督に求める条件を満たしているか
緒方孝市さんは1986年に広島カープに入団してからコーチや監督業を含め広島カープ一筋です。
性格は真面目で頑固なところもありますが、一本気なところがあり選手からの信頼もあついです。
熱くなりすぎて手が出てしまうことも過去ありましたが、常習性は認められませんでした。
弱小球団から最強球団に生まれ変わる手腕をもっており指揮官としての経験も豊富なので安心できるでしょう。
- 2015年セ・リーグ4位(広島東洋カープ)
- 2016年セ・リーグ優勝(広島東洋カープ25年ぶり)
- 2016年最優秀監督賞
- 2017年セ・リーグ優勝(広島東洋カープ37年ぶりリーグ連覇)
- 2018年セ・リーグ優勝(広島東洋カープ史上初リーグ3連覇)
セ・リーグ優勝は果たすものの日本シリーズを制したことはありませんが、機動力を活かした攻撃力に加え、整備された投手陣と安定した緒方孝市さんの戦略は侍ジャパンが目指す野球と合致します。
また、緒方孝市さんは綿密なデータ分析を行うなど、監督業に対する真摯な姿勢に評価が高いです。
監督業に対する経験はあるのではないでしょうか。
ただ、不安材料がない訳ではありません。
短期決戦に対する戦略です。日本シリーズで結果が出せていないので、ここをどう 『日本野球協議会』 が判断するかですね。慎重に見ていかなければならないと感じております。
新体制の初陣は、2022年3月以降に強化試合をやりたい意向があるようなので強化試合を消化しながら短期決戦の戦略を修正していくかもしれませんね。
これからが非常に楽しみになってきます。
まとめ
- 侍ジャパン次期代表監督候補に前広島東洋カープ監督、緒方孝市さんが上がる。
- 侍ジャパン次期監督に求められる能力は「求心力」「データ分析力」「短期決戦対応力」「機動力を絡めた攻撃」
- 緒方孝市さんは求心力やデータ分析力、機動力野球には高い定評がある
- 緒方孝市さんは「短期決戦対応力」に不安がある。(日本シリーズでの結果がない)
- 短期決戦対応力は国際強化試合で修正していく可能性がある
WBC開催時期の正式決定を待ちつつ新監督の人選を進めていくと思います。
常勝侍ジャパンを具現化できるよう緒方孝市さんには期待します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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