
こんにちは。katsuです。
今回は結婚相談所大手の日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)の2連盟を徹底比較し調査しました。
結婚相談所を開業しようとされている方は是非参考にしてください。
この記事を読むことにより、
- 働きやすさ
- 新規入会数、お見合い数及び成婚数、事業継続率
- 収入やサポート体制
などを中心に比較した結果をお伝えしていきます。
経営者側から見た結婚相談所の概要
簡単に言うと出会いの機会を創りその後の人間関係をサポートしていきます。
今、婚活者にとって、とても大切な場所になっています。
これは婚活者の幸せを共に伴走する素敵な思いやりビジネスです。
これらのサービスはマッチングアプリを使うので「申し込みの機会が多いほど」経営も成り立ちやすいということになります。
結論
地方在住の方は「日本結婚相談所連盟(IBJ)」が、首都圏・東海・関西の3大都市圏在住の方は「全国結婚相談事業者連盟(TMS)」でビジネスを開業するうえでおススメします。
理由は読み進めていただくことを待ちましょう。
それでは具体的に見ていきます。
大手結婚相談所の連盟2社を比較分析
令和2年に厚生労働省が調査した「副業・兼業に係わる実態把握の内容等について」の調査によると副業している人の割合は9.7%もいました。
今後も、「1つの仕事だけでは収入が少ない」「独立したいから」などの理由で副業する割合は確実に増加します。
また、婚活ビジネス市場は拡大傾向にあります。
消費者庁のデータを三菱UFJリサーチ&コンサルティングがまとめたグラフをご覧ください。

婚活ビジネスの明るい市場予測がお分かりいただけたと思います。
これから結婚相談所を開業したいとお考えの方向けに大手連盟2社を徹底比較しましたので参考にしてください。
比較した結婚相談所のコンサル会社は全国13の連盟から2大勢力である「日本結婚相談所連盟(IBJ)」VS「全国結婚相談事業者連盟(TMS)」の2社です。
連盟の上位5社の内訳は下記の通りとなります。
順位 | 名称 | 直属会員 | 加盟社数 |
1位 | 日本結婚相談所連盟(IBJ) | 8.1万人 | 3,694社 |
2位 | 全国結婚相談事業者連盟(TMS) | 7.5万人 | 1,631社 |
3位 | 日本ブライダル連盟(BIU) | 2.2万人 | 729社 |
4位 | 日本結婚相談協会(JBA) | 2万人 | 300社以上 |
5位 | 仲人協会連合会 | 1.8万人 | 47拠点 |
日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)は断トツで上位2連盟であることがわかります。
比較するのは2連盟の「働きやすさ」「新規入会数、お見合い数及び成婚数、事業継続率」「収入」「サポート体制」を見ていきます。
働きやすさで比較した場合
働きやすさで選ぶならどこの連盟がおススメなのでしょうか?
下記の表をご覧ください。
日本結婚相談所連盟(IBJ) | 全国結婚相談事業者連盟(TMS) | |
年齢や未経験から始められる | ◎ | ◎ |
在宅ワークで出来る | ◎ | ◎ |
スキマ時間を活用したい | ◎ | ◎ |
正直、日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)では差がありませんでした。
どちらの連盟も自分の生活スタイルに合わせて働けるので、「人を大事に考えている」という印象です。
ですが、ここからが判断する上で大きなポイントになってきます。
それは、日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)では「強み」に違いがあるからです。
ここからは婚活者の目線の話になるのですが下記の強みを一覧にした表をご覧ください。
日本結婚相談所連盟(IBJ) | 全国結婚相談事業者連盟(TMS) | |
得意とする地域 | 全国の地方婚活者が中心 | 関西圏の婚活者が中心 |
知名度 | インフルエンサーが多く高い | 目立ったインフルエンサーが不在で低い |
婚活者同士のライバル | 多い | 少ない |
株式公開 | 東証一部上場 | 非上場 |
地方在住の方であれば開業するなら「日本結婚相談所連盟(IBJ)」をおススメします。
粗利90%以上の婚活ビジネス【日本結婚相談所連盟】(IBJ)
首都圏・東海・関西の3大都市圏に在住の方であれば婚活者同士のライバルが少ない「全国結婚相談事業者連盟(TMS)」をおススメします。
結婚相談所の開業の相談なら【全国結婚相談事業者連盟(TMS)】
日本結婚相談所連盟(IBJ)は首都圏だと登録会員が多く、ハイスペックな方は選択肢が多く有利ですが、地味なタイプの方はライバルが多く成婚しにくいです。
続いてお見合い数と成婚数を見ていきましょう。
新規入会数&お見合い数と成婚数&事業継続率を比較
事業を成功させるためには「連盟」に加入することが成功の近道になります。
さて、新規入会数(2023年1月)&お見合い数と成婚数及び成婚率(2021年)&事業継続率を比較しました。
日本結婚相談所連盟(IBJ) | 全国結婚相談事業者連盟(TMS) | 比較年 | |
新規入会数 | 4,022名 | 未公開 | 2023年1月 |
お見合い数 | 52,018名/月 | 12,334名/月 | 2021年 |
成婚数 | 1,222名/月 | 476件/月 | 2021年 |
成婚率 | 2.34% | 3.8% | 2021年 |
事業継続率 | 98% | 93% |
日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)の成婚率を比較した時に1.46%全国結婚相談事業者連盟(TMS)が上回っていました。
また、事業継続率でいうと5%ほど日本結婚相談所連盟(IBJ)が上回っています。
続いて、収入形態を見ていきます。
IBJとTMSの収入を比較
結婚相談所の収入源となるのが入会金、月会費、婚約が成立した場合の成婚料があります。
婚活者が10か月活動して成婚した場合を例に見ていきましょう。
公正を守るため各社のホームページを参考に記載しました。
日本結婚相談所連盟(IBJ) | 全国結婚相談事業者連盟(TMS) | |
入会金 | 3万円 | 3万円~10万円 |
月会費 | 1万円 | 5000円~1.5万円 |
成婚料 | 20万円 | 20万円~30万円 |
収入(概算) | 24万円 | 55万円(最大) |
収益ではTMSが最大で31万円多いことがわかります。
続いてサポート体制を見ていきましょう!
サポート体制
事業成功のカギは何といって「サポート体制」にあります。
日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)はどのようなサポート体制になっているのでしょうか。見ていきましょう。
【日本結婚相談所連盟(IBJ)のサポート】
先輩オーナーやIBJ代表による月間25本、年間300本以上のコンプライアンスなどの基礎研修やマーケティングの実践研修が用意されています。
また、IBJが持つ約8万人のデータベースを使って利用者とのマッチングを進められますが、加盟金とは別に毎月ネットワーク月会費18,800円(税別)、会員1人につき500円(税別)の活動費を払う必要があります。
私はデータベースを利用するのに正直「無料じゃないの!?」と感じました。
ですが調べていくとIBJは常にIT技術に投資しており、「会員や婚活者に安心して利用してもらうためのもの」ということなので仕方ないのかなという印象です。

続いて全国結婚相談事業者連盟(TMS)のサポート体制を見ていきましょう。
【全国結婚相談事業者連盟(TMS)のサポート】
各地で下記のようなサポートが定期的に無料で行われています。
集客支援:マーケティング、HP分析、ブログの書き方、SNS活用方法
業務支援:営業応用研修、電話サポート、パーティーを活用した営業方法
また、「SCRUM」という異なる結婚相談所連盟(日本仲人連盟他)との間でデータベースを連携させ、それぞれに所属する加盟店と会員の情報が共有できるサービスが利用できます。
「SCRUM」は全国結婚相談事業者連盟(TMS)と株式会社日本仲人連盟(NNR)が共同で設立した会社で全国の婚活者が幅広い出会いに対応できるようになりました。

IBJとTMSともにサポートは相性で選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は『結婚相談所を副業から開業する人向け』に2大連盟の日本結婚相談所連盟(IBJ)と全国結婚相談事業者連盟(TMS)を比較しました。
最後にポイントをまとめましたので参考にしてください。
- IBJとTMSともに未経験や在宅ワーク、スキマ時間で始められる
- 事業運営の強みとして、地方に強いのはIBJ、関西で強いのはTMS
- 成婚率で高いのはTMS
- 事業継続率で高いのはIBJ
- 収入面有利なのTMS、ですが事業運営次第
- サポート面ではどちらも充実しているのでIBJとTMS両方見て相性よい方を選ぶ
説明会は無料なので是非参加してみてください。
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