パラリンピック選手団初のコロナ感染!選手団はどこ?選手村の感染対策は大丈夫?!

by:NHK

東京オリンピックに続き、8月24日にパラリンピックが開幕し、約170の国々から約4400人のパラアスリートが参加します。

そんな中、東京パラリンピックに参加する選手団で、初めて新型コロナウィルス感染が確認されました。

政府の発表によりますと6日に成田空港に到着したブラジル選手団の1人との事です。

そして、その選手団は今どこにいて、選手村の感染対策は大丈夫なのでしょうか?

詳しく調査しましたので見ていきましょう。

パラリンピック選手ブラジル選手団は今どこにいる?

空港検疫での検査で新型コロナが判明した40代のブラジル人は検疫所の指定した施設で療養しています。また、選手かどうかは明らかになっていません。

ブラジル選手団は静岡県浜松市を事前合宿を行うことになっており、この感染者1人を除いた選手団125人は8月7日(土)の朝に浜松市の宿舎に到着しています。

飛行機の座席の位置から50人が機内濃厚接触候補に該当するということで、濃厚接触候補50人とほかの75人について別々に移動しています。

また、宿舎内でも接触しないように対策をとっているとのことです。

また、今回の新型コロナウィルスは変異株なのか明らかになっておりません。

ブラジル本国では新型コロナ感染ウィルスの変異株が猛威をふるっていますね。

どのような変異株なのでしょうか?見ていきましょう。

ブラジルで流行している新型コロナ変異株は

ブラジルでは「ガンマ株」と呼ばれる変異株が感染者を増やし続けています。

ガンマ株はアマゾン川流域で最初に特定され従来株より感染力が高いといわれております。

もし、日本でこのガンマ株が流行すると、中国の従来株、インドのデルタ株、ブラジルのガンマ株と終息どころかどんどん感染者が増えるでしょう。

それでは、新型コロナウィルスのガンマ株とは特徴があるのでしょうか?

新型コロナウィルスガンマ株の特徴
  • 感染性:従来株より1.4~2.2倍高い可能性がある
  • 重篤度:入院リスクが高い可能性
  • ワクチンの効果:効果を弱める可能性あり
  • 再感染:従来株感染者の再感染例の報告あり

出典元は東京都健康安全研究センターのデータをもとに記載しました。

今回の感染についてガンマ株でないことを祈るばかりです。

競技種目や練習はいつから始めるの

ブラジル選手団は静岡県浜松市で水泳、卓球、柔道、カヌーの4競技の事前合宿が行われる予定ですが、練習開始の見通しは立っていません。

選手の皆さんの事を考えると一日も早く練習を再開できるようになることを願っています。

速報!静岡県新型コロナ感染者急増中!

静岡県でも「まん延防止等重点措置法」が適用開始され静岡・浜松・東部全域22市町で時短営業や酒類提供禁止の措置がとられます。

8月8日(日)静岡県は新たに206人の新型コロナ感染者を確認しました。

そのうち浜松市では57人となっており2日続けて過去最多を更新しています。

パラリンピック選手村のコロナ感染対策

選手村のコロナ感染対策が気になるのですが、飲酒はどのようになっているのでしょうか!飲酒は「居室で一人飲み」のみOKとなっております。選手村内の公園、路上など共用スペースでの集団飲酒はできません。なお、ウーバーイーツなどの宅配サービスは利用可能となっております。

しかし、選手村では選手間の出入りは自由でのようですね。(家族は選手村に入れません)

選手村での「男女の関係」は禁止され、コンドームの配布についてはせず、帰国手続き時に各国選手団に配布し、母国に持ち帰っていただくとの事です。

しかし、健康的な男女が家族も立ち入れない閉鎖的な空間に2週間も置かれたら「男女の関係を持つな」と言って、いうことを聞くでしょうか。

大いに疑問が残るところです。

手指消毒やマスクの着用を徹底しても感染対策は十分でないというのが結論です。

まとめ

  • 選手団はブラジルで感染者は40代
  • 事前合宿は静岡県浜松市
  • ブラジルでの練習再開の見通しは立っていない
  • ブラジルで流行している新型コロナ株は「ガンマ株」で感染力が強い
  • 選手村での感染対策は選手の移動は自由にできるので不十分である

最後までお読みいただきありがとうございました。

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